【比較】PVCとプラスチックの違いは？プラスチックとの違いを解説

よく目に入るPVCという素材は何なのか気になりますよね？プラスチックなのでしょうか？ということでPVCについて解説していきます。

PVCはプラスチックです！

PVC（Polyvinyl Chloride）はポリ塩化ビニル。ポリ塩化ビニルを略して塩ビといいます。安価で、耐久性・耐水性・耐候性・耐腐食性、耐傷性（キズに強い）、断熱性、軽量性、加工性に優れているのが特徴。主に建築や医療現場で使われています。

しかし、最近はPVCによる環境汚染や健康被害の危険性を示す研究がいくつもあります。EUではPVCを含め、毒性のある有害な素材に対して規制するようになってきました。

PVCによる環境汚染や健康被害に関する記事はコチラ↓

一般的によく使われるプラスチックであるポリエチレン（PE）、ポリプロピレン（PP）、ポリスチレン（PS）、ABS、ポリスチレンテレフタレート（PET）の５種類と比較します。

安価で最も多く使用されるプラスチック。レジ袋、ラップ、タッパーなどの一般的な容器に使われます。耐久性・耐熱性・耐候性が弱い。

最も軽くて、とても加工性に優れるので、衣類やオムツなどの繊維素材として使用される。耐久性もあるので、一般製品から建築、医療現場にまで広く使われる。また、透明度が高く、発色性が高くて見た目が良いため、商品パッケージやインテリアにも。

発砲スチロールでお馴染み。軽くて断熱性、加工性に優れる。耐久性もあるので、カップラーメンの容器、一般的な製品から建築まで幅広い。

レゴブロック。耐久性・耐水性・耐熱性・耐衝撃性、加工性に優れ、よく目にする機械や家電によく使われる。ツヤツヤしている。しかし、紫外線には弱い。

お馴染みのペットボトル。ポリエステルの一種である。合成繊維として衣料品によく使われる。耐熱性・耐寒性・強度・透明度が高い他、石油依存度が低く、リサイクルに向いている。